2013-06-24

せんせいは
ともだちと
あそびなさいと
いうけれど、


ともだちは
ぼくをいじめる。


おとうさんは
おとこのこなら
つよくなれと
いうけれど、


ぼくは
けんかなんかしたくない。


おかあさんは
みんなと
なかよくしなさいと
いうけれど、


ぼくは
ぼくだ
みんなとちがう。


ぼくというにんげんは
ひとりしかいない。


ひとりでも
ぼくは
ひとりぼっちじゃない。


ぼくのみるゆめを
だれもしらない。


みんなのじゃまをしなければ
ひとりでいたっていいじゃないか。


ぼくを
ほっといてくれ!


谷川俊太郎さんはすごい!
絵本だと侮ってはいけない


ともだちを沢山作りましょう
とか
みんなとなかよくしましょう
とか
大雑把で安易な
良しとされる教えが多過ぎると思ってた


人と違う自分
人と混ざらなくても
幸せなんだと思う自分
自分は自分
たった一人なんだという
認識を持っている自分


自分を認められると
バシッと地面に根を下ろせる


(一部抜粋)

2 件のコメント:

  1. 刺されまくって、ズタズタです(--)
    出血多量じゃないといいけれど…

    先日、王様のブランチで紹介された谷川俊太郎さんの詩集を買って安心していた(苦笑)
    読もう!!

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    1. tomoさん♪

      言葉の力は強力です。
      絵も加わるので強烈でした。

      リサイクルブックで手に入れた絵本なのですが
      いつか、ゆらさんが手に取る日も来るのかなぁ…と^_^

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