カンタ刺繍に憧れて
作った刺し子のショールは
私の宝物になった
拙い手でも
根気強く手を動かせば
立派なものが作れると
大きな自信に繋がる手仕事だったな
きっと
時間をかければ
民族衣装のようなものも
私にだって作れるに違いない
と
思ってるの
日々
時間に追われて
やれ時短だ
やれお手軽だと
追われるように
楽にやり終えようと
いい加減に過ごして
何を得ることができるのか
大事な手順をすっ飛ばして
作った時間を
何のために使うのか
こんなに便利な世の中なのに
どうして時間が足りないのだろう
本当は
時間はたくさんあるのだ
惑わされず
シンプルに周りを眺めると
ゆとりある日々が見えてくると思う
丁寧に過ごしていくと
ゆとりある時間も
気持ちも生まれる
刺し子のショールは
一日中刺し続けて
2週間もかかったけど
そのショールを纏うと
誇らしく自信が溢れてくる
かけがえのないショールになった

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